表を見やすくするための必須テクニック
今回は、『行ごとに交互に色を付け、表を見やすくするための必須テクニック:ストライプ状の背景』を解説します。
「オートフィル」よりも簡単な方法ですので、ぜひ実践してみてください。
大きな表を整理する際、1行ごとに色を付けて視認性を向上させたいことはあると思います。
いくつかの方法がありますが、使い慣れた操作方法で作成するのでしたら「オートフィル」を利用することです。
背景色のついた行とついていない行を範囲選択し、フィルハンドル「+」を下方向にドラッグした後、[オートフィルオプション]から[書式のみコピー(フィル)]を選択します。
手軽ではありますが弱点もあります。
①行数の多い表ではドラッグが上手くかない
②行の追加や削除でストライプが崩れてしまう
そしてその都度、同じ操作を繰り返すのはスマートではありません。
そこでもう一つはショートカットキーを使用する方法です。
大きな表で行ごとに背景色を付ける動きは、「オートフィル」と同じで、ホームタブの「書式のコピー/貼り付け」ボタンや「Ctrl + Shift + End」ショートカットキーを使います。
これにより、簡単にストライプ状の背景を作成でき、再設定時も便利です。
「書式のコピー/貼り付け」は選択範囲の書式をコピーし、クリック先に適用します。
一方、「Ctrl + Shift + End」はアクティブセルから下方向と右方向にデータを選択し、表全体を素早く選択できます。
①まずはベースとなる背景色のついた行とついていない行のセルを作成します。文字が入っていも問題ありません。
②作成出来たら行を範囲選択してください(スタート位置(ここではA2)から「Shift」+「矢印」を押すことでマウスを使わずに範囲選択が可能です。
③「Ctrl」+「C」でコピーをします。選択していたセル範囲の周りに点線が表示されました。書式がコピーされた状態です。
④「ホーム」タブ内の [ 書式のコピー ] をクリックします。
⑤このまま[Ctrl]+[Shift]+[End]キーを押すと表の下端まで書式がコピーされました。
①範囲選択
②書式をコピー
③ショートカットキーで貼り付ける
この手順で完成します。
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